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インプラントとはどのような治療?

2024年09月1日

こんにちは♬

 

歯を失ってしまったときには、その箇所を補う治療が必要です。その方法にはいくつか種類がありますが、ブリッジや入れ歯とともに検討される治療方法にインプラントがあります。

 

今回は、インプラントとはどのような治療方法なのかについてご紹介します🦷

 

  • インプラントとはどのような治療?

インプラントは、歯を失った箇所の顎の骨に手術で穴をあけ、チタン製の人工歯根(インプラント体)を埋め込んでからその上に人工歯(上部構造)を被せる治療方法です。自然な噛み心地や他の歯に負担をかけない治療方法であることから、近年非常に注目されています。

 

  • インプラントのメリット

インプラントにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

・天然歯に近い感覚で噛める

インプラントの人工歯根は、チタンがもつ特性から顎の骨にしっかりと結合されています。そのため1本の独立した歯のように違和感が少なく、自分の歯に近い感覚で噛むことができるのです。

 

・周りの歯に負担をかけない

インプラントの治療では、周りの歯を削ったり、支えるためのバネが必要になることもありません。周りの歯に負担をかけず、健康な状態を維持しやすくなります。

 

・見た目が良い

インプラントの上部構造はセラミックなどの白い素材でできているため、天然歯と見間違えるほど自然な色調や透明感があります。ブリッジや入れ歯の見た目が気になる方にも、インプラントはメリットの大きい治療方法と言えるでしょう。

 

・優れた耐久性

見た目や機能性の良さも大切ですが、「長持ちする」ということも歯科治療において非常に重要なポイントになります。インプラントはメンテナンスを丁寧に行えば10~15年、もしくはそれ以上の長い期間良い状態を保てます。

 

  • まとめ

インプラントは見た目の美しさと機能性を兼ね備えた有効な治療方法です。歯を失った方にとって、多くのメリットをもたらしてくれるでしょう。当院では高度な設備を揃えており、技術と経験に長けた歯科医師が治療を担当いたします。歯を失ってしまった方やインプラント治療が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。診療のご予約はお電話やwebからお待ちしております🦷

夏の口臭対策 5つのポイント

2024年08月15日

こんにちは♬

 

夏は暑さや湿度の影響で体調が崩れやすく、お口の中の状態も悪化しやすい季節です。特に汗をかきやすい夏には口臭が強くなる傾向にあります。

 

今回は、口臭対策に大切な5つのポイントについてご紹介します🦷

 

1.水分補給をこまめに行う

夏は汗をかくことで体内の水分が失われやすくなり、唾液の量も減ってしまいます。唾液の分泌が減少してお口の中が乾燥すると、口臭の原因となる細菌が増えやすくなるのです。こまめな水分補給はお口の中の潤いを保ち、細菌の増殖を防ぐために非常に重要です。水やお茶などの糖分を含まない飲み物を選ぶと良いでしょう。

 

 

2.食生活の改善

食生活も口臭に大きく影響を与えます。夏はバーベキューやビールなど、ニンニクやアルコールを含む食品を摂取する機会が増えがちですが、これらは口臭の原因になります。必要に応じて、強い匂いのする食品はなるべく控えるようにしましょう。

 

 

3. 歯磨きと舌磨きの徹底

口臭対策の基本は、毎日の歯磨きです。特に食後はお口の中に食べ物の残りが溜まりやすいため、しっかりと歯磨きを行いましょう。また、口臭の原因の一つでもあるのが舌の表面に付着した細菌です。舌専用のブラシや柔らかい歯ブラシを使って、優しく舌を磨きましょう。

 

 

4.デンタルフロスやマウスウォッシュの活用

歯ブラシだけでは取り切れない汚れを除去するために、デンタルフロスやマウスウォッシュを活用することもおすすめです。ただし、アルコールを含むマウスウォッシュはお口の中の乾燥を引き起こすことがあるため、アルコールフリーのものを選びましょう。

 

 

5.定期的な歯科検診

最後に、定期的な歯科検診を受けることも口臭対策には欠かせません。歯科医院では歯石の除去や歯周病のチェックなど、お口の中のトラブルを早期に発見し、適切な処置を行います。口臭の原因としてむし歯や歯周病などの病気が隠れていることも多いため、定期的に歯科医院で検診や専門的なケアを受けることが大切です。

 

  • まとめ

夏の口臭対策は、日々のケアと習慣の見直しが鍵となります。こまめな水分補給、食生活の改善、適切な口腔ケア、そして定期的な歯科検診を心がけることで、口臭を予防し、快適な夏を過ごしましょう。歯やお口の中のことで心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

診療のご予約はお電話やwebからお待ちしております🦷

8月8日は歯並びの日

2024年08月1日

こんにちは♬

 

8月8日は「歯並びの日」です。この日は歯並びの重要性を再認識し、歯や口の健康を意識するきっかけとして制定されています。歯並びが良いと見た目が良くなるだけでなく、健康や生活の質にもさまざまな良い影響があります。

 

今回は、歯並びが良いことで得られるメリットについてご紹介します🦷

 

  • 歯並びが良いことのメリット

 

1.歯や口の健康維持

歯並びが整っていると、歯磨きやデンタルフロスが効果的に使用できます。プラークを確実に除去できれば、むし歯や歯周病のリスクが大幅に減少するということです。もし歯並びが悪いと特定の歯や歯ぐきに負担がかかりやすくなり、歯の摩耗や歯周病の進行を早める原因にもなりかねません。良い歯並びは、お口の中全体の健康を保つために非常に重要です。

 

 

2.噛む力が均等に分散される

歯並びが良いと、食べ物を噛む際の力が均等に分散されます。これにより顎の関節や筋肉にかかる負担が軽減され、筋肉の緊張や顎関節症を防ぐことができます。

 

 

3.発音が明瞭になる

歯並びが悪いと正確な発音が難しくなることがあります。特に前歯が出っ歯になっている場合や歯が重なり合っている場合、言葉の発音が不明瞭になることがあります。特にお子さまの発音の発達において、良い歯並びは重要な役割を果たします。

 

 

4.見た目の改善によるコンプレックスの解消

歯並びが整っていると、笑顔に自信が持てるようになります。美しい歯並びは第一印象を良くするだけでなく、自己肯定感や対人関係にもポジティブな影響を与えます。良い歯並びは単に見た目の問題ではなく、心の健康にもつながる大切な要素です。

 

 

5.全身の健康への影響

歯並びが良いと咀嚼がスムーズに行え、消化器官への負担が減ります。しっかりと噛むことで食べ物が細かくなり、消化吸収がスムーズに行われるからです。これにより消化不良や胃腸の不調を防ぐことができます。また、良い歯並びは全身の姿勢やバランスにも影響を与えます。噛み合わせが正しいと体全体のバランスが整い、肩こりや頭痛などの症状を軽減できます。

 

  • まとめ

歯並びが整っていると見た目が良いだけでなく、お口の中や全身の健康にも多くのメリットをもたらします。歯並びの問題でお悩みの方や歯の矯正を考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。診療のご予約はお電話やwebからお待ちしております🦷

歯科治療で使われる「マイクロスコープ」とは

2024年07月15日

こんにちは♬

 

今回は、マイクロスコープについてご紹介します♬

歯科医院ではより精確で安全な治療をするためにさまざまな精密機器が導入されていますが、その一つが「マイクロスコープ」です。マイクロスコープとはどのような機器で、使用することでどのようなメリットを得られるのでしょうか。

 

●歯科治療における精密機器の必要性

これまでの歯科治療では、歯科医師の知識や経験、技量が重要視されてきました。それらの要素もたしかに必要ではありますが、それだけではなく精密機器などを用いて治療の精度を上げることが求められています。新しい精密機器であるため日本国内における歯科医院での導入率は10%程度と推定されていますが、当院では患者様に安心で安全な歯科治療をご提供したいという想いからいち早くマイクロスコープを導入しました。

 

 

●マイクロスコープとは

マイクロスコープとは「歯科用顕微鏡」のことです。眼科や脳神経外科で使用されていた高倍率の手術用顕微鏡が歯科用に改良されています。お口の中を目視するだけでは見える範囲に限界がありますが、マイクロスコープを使うことで肉眼に比べ約20倍も視野を拡大することができます。これにより、肉眼では捉えきれない範囲の組織もしっかりと見ることができるようになり、処置や診断の精度を向上させることが期待できます。

 

マイクロスコープを使うメリット

マイクロスコープを活用することで得られるメリットには、以下のようなものがあります。

 

・むし歯の取り残しを防ぎ、再発のリスクを回避できる

・一層の精密さが求められる根管治療においても、治療の成功率が向上する

・治療期間を短縮できる可能性があり、患者様の負担を軽減できる

 

 

マイクロスコープを使用する場面

マイクロスコープはさまざまな歯科治療において活用が可能ですが、主にむし歯治療や根管治療、詰め物や被せ物の治療などに用いられます。

 

 

●まとめ

今回は当院で導入されているマイクロスコープについてご紹介しました。マイクロスコープを使用した治療についてご不明点などがございましたら、お気軽にご相談ください🦷✨

7月25日は知覚過敏の日

2024年07月1日

こんにちは♬

 

暑い日が続き、アイスクリームやかき氷など冷たいものがおいしい季節になりましたね。とはいえ、冷たいものを食べた時にキーンと歯がしみる感覚が苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は、夏に気をつけたい知覚過敏についてご紹介します🦷

 

●7月25日は知覚過敏の日

歯にまつわる記念日の一つに、「知覚過敏の日」があります。日付の「725」を「夏氷」と読むことから「かき氷の日」とされており、冷たいものを食べた時に歯のしみを感じたら知覚過敏の対策をしましょう、という意味合いからこの日が知覚過敏の日と定められています。

 

 

●知覚過敏とは

知覚過敏とは、冷たいものの摂取や歯磨きなどの刺激によって歯がしみる症状が出ることです。歯はエナメル質に覆われていてその内部の象牙質は露出していないのが通常ですが、エナメル質の摩耗などによって象牙質が露出すると刺激によって痛みを生じやすくなります。象牙質が露出してしまうことの原因には、摩耗のほかにも歯肉退縮(歯ぐきが下がる)、酸しょく症などが挙げられます。

 

 

●知覚過敏のセルフケア

軽度の知覚過敏であれば、セルフケアで対応することもできます。研磨剤が含まれている歯磨き粉は避け、知覚過敏を予防する効果のある歯磨き粉を使うなどしてみましょう。知覚過敏用の歯磨き粉には、硝酸カリウムや乳酸アルミニウムが含まれています。歯磨き粉のパッケージで成分を確認してみましょう。

 

 

●歯科医院での知覚過敏対策

セルフケアでも知覚過敏の症状が改善されない場合は、歯科医院で処置を受けましょう。歯科医院でできる処置内容としては、薬剤でしみる症状を和らげる、露出した象牙質を歯科用プラスチック樹脂などで覆う、歯の神経を除去するなどが挙げられます。

 

 

●まとめ

知覚過敏はセルフケアでも改善が見込める場合もありますが、症状に変化がみられない場合は歯科医院で適切な治療を受けましょう。歯やお口の中のことで心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

診療のご予約はお電話やwebからお待ちしております。

 

子どもの仕上げ磨きはいつまでする?

2024年06月15日

こんにちは♬

 

お子さまがある程度の年齢になると、自分で歯を磨けるようになってくるかと思います。とはいえ、乳歯から永久歯への生え変わりの時期はむし歯になるリスクも高く、歯磨きを完全に子ども任せにしてしまうのは注意が必要です。

 

今回は、仕上げ磨きはいつまでするべきなのかについてご紹介します🦷

 

 

生後半年前後に歯が生え始めたら歯磨きを始める時期でもありますが、5歳頃までは保護者の方がメインで磨いたほうがよいでしょう。小学生頃になると自分で磨きたいという意思もみえてくるかもしれません。その場合はある程度子どもの自主性に任せても問題ありませんが、保護者による仕上げ磨きはまだまだ欠かせません。

 

  • 仕上げ磨きはいつまで?

乳歯から永久歯に生え変わる6歳から12歳頃は、歯列に高低差が生じたり部分的に歯がない時期があったりします。そのため歯ブラシをまっすぐに歯にあてて磨いているだけでは十分に磨くのは至難の業です。したがって、永久歯が全て生えそろう12歳頃までは毎日保護者の方が仕上げ磨きをしていただく必要があるでしょう。

 

  • 仕上げ磨きのコツ

仕上げ磨きをするときには、以下のようなことに気をつけましょう。

 

 

1.体勢

仕上げ磨きを面倒に感じて立ったままなんとなく磨いてしまう方が時々いらっしゃいますが、これでは仕上げ磨きの役割をしっかり果たすことができません。仕上げ磨きをするときには、必ず子どもが寝ころんだ状態になるように体勢を整えましょう。

 

 

2.重点的に磨きたい場所

奥歯は子どもにとってはとても磨きにくい場所でありながら、むし歯になるリスクが非常に高い部分です。特に、奥歯の溝や奥歯のさらに奥側は歯ブラシの毛先が届きにくく磨き残しがでてしまいやすいので、仕上げ磨きでしっかり丁寧に磨くようにしましょう。

 

 

3.補助清掃用具も活用する

歯ブラシで磨くだけでは、お口の中の汚れは6割程度しか除去できないともいわれています。そのためデンタルフロスなどの補助清掃用具を併用するのがおすすめですが、低年齢のお子さまはデンタルフロスがうまく使えないこともよくあります。保護者の方による仕上げ磨きのタイミングでこれらの補助清掃用具を活用するとよいでしょう。

 

今回ご紹介したようなコツを参考に、仕上げ磨きは毎日丁寧に行うようにしましょう。

お子さまの歯やお口の中のことで心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

診療のご予約はお電話やwebからお待ちしております🦷

むし歯治療の痛みをできるだけ少なくするには?

2024年06月1日

こんにちは♬

 

むし歯治療で痛い思いをするのは嫌だ、という方がほとんどではないでしょうか。とはいえ、歯科治療の技術も日々進歩しているため、痛みをできるだけ少なくする工夫ができるようになっています。

 

今回は、むし歯治療で痛みをできるだけ少なくする方法についてご紹介します🦷

 

 

むし歯は、細菌が産出する酸により歯のエナメル質や象牙質が溶ける病気です🦷治療をするときには細菌に感染している部分の歯質を削り、そのあとに詰め物や被せ物で修復をします。むし歯治療で痛みを生じるのは、この歯質を削る処置をするときです。

 

当院ではこの痛みを最小限に抑えるために、次のような工夫をしています。

 

 

1.浸潤麻酔前の表面麻酔

むし歯の治療をするときにはほとんどのケースで部分的な麻酔をします。このときに用いられる浸潤麻酔は注射で麻酔薬を注入するため、注射針を粘膜や歯ぐきに刺すときに痛みを生じるのです。その痛みを抑えるためには、まず表面麻酔を施して針を刺す痛みを極力軽減させます。

 

 

2.浸潤麻酔には極細の針を使用

浸潤麻酔に用いる針の太さも重要です。針は細ければ細いほど粘膜に刺した時の痛みが軽減されます。当院ではできるだけ細い針を使用して痛みを抑えます。

 

 

3.電動麻酔注射を使用

浸潤麻酔で麻酔薬を注射するときは、一気に注入するとそのぶん痛みも強くなります。電動麻酔注射を使用することで、注入する麻酔薬の量を細かく調整し、なるべく痛みが生じないように配慮します。

 

 

4.5倍速コントラを使用

歯質を削るときにはコントラとよばれる歯科用機器を使用します。マイクロモーターの力でバー(歯を削るための器具)を回転させて柔らかい組織を削るものです。一般的なコントラよりも5倍速く回転する「5倍速コントラ」を使用すると、歯を削るときの振動が少なく済むため、削られているときの痛みも軽減されます。また、5倍速コントラの場合は一般的なコントラにありがちな「キーン」という特徴的な音も気になりにくいとされています。

 

今回ご紹介したように、むし歯治療での痛みを少しでも抑えるために様々な工夫をしています。歯科治療にご不安がある方も、お気軽にご相談ください。

診療のご予約はお電話やwebからお待ちしております🦷

歯科検診はどのくらいの頻度で行けばよい?

2024年05月15日

こんにちは♬

 

歯やお口の健康を維持するためには、毎日の丁寧なセルフケアに加え定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。とはいえ、どのくらいの頻度で検診に行けばよいのかよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今回は、歯科検診を受ける頻度についてご紹介します🦷

 

 

●歯科検診はなぜ必要?

定期的に歯科医院で検診を受けるメリットには、以下のようなものが挙げられます。

 

・歯の病気を早期発見できる

初期のむし歯や歯周病などは自覚症状が少なく、患者さまがご自身で気づけないことも珍しくありません。定期的に歯科医院でお口の中の状態をチェックできていれば、僅かな症状も見逃さずに早期の治療が可能です。

 

・歯のクリーニングでお口の中を清潔に保てる

毎日歯を磨いているのならばそれで十分なのでは、とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシを駆使したとしてもお口の中の汚れは完全には除去できないといわれています。それらの汚れも歯科医院でのクリーニングであれば専用の器械で落とすことができます。

 

・トータルでの医療費を削減できる

歯科検診にも費用はかかりますが、むし歯や歯周病になったときにかかる医療費に比べればとても少ない金額で済みます。

 

 

●歯科検診の頻度はどのくらい?

歯科医院で検診を受ける頻度は、一般的に3ヶ月~半年おきが推奨されています。とはいえ、この数字はあくまで一般的なものであり、実際にどのくらいの頻度で検診を受けるべきであるかは患者さまのお口の中の状態によって異なります。

 

着色や歯石がつきやすい方であれば3ヶ月に1回程度の受診がおすすめですが、歯石がつきにくくお口の中の健康状態も安定している方であれば半年に1回程度でも問題ないと判断されることもあります。

 

したがって、ご自身がどのくらいの頻度で検診を受けるべきかはかかりつけの歯科医院で相談してみましょう。

 

 

●まとめ

今回は、歯科検診を受ける頻度についてご紹介しました。毎日のセルフケアに加え定期的に歯科検診を受け、歯やお口の健康を維持していきましょう。

 

歯科健診のご予約はお電話もしくはwebからお待ちしております✨

歯を失ったあとの治療方法にはどのような選択肢がある?

2024年05月1日

こんにちは♬

 

何らかの理由で歯を失ってしまった場合、治療をせずに放置していると食事をしっかり噛めないだけでなく、噛み合わせが変わる、他の歯の寿命が縮むなど様々な影響が及びます。これを防ぐためには、歯を補う治療が必要です。

 

今回は、歯を失ったあとの治療の選択肢についてご紹介します🦷

 

 

●選択肢は3種類

 

歯を補う治療の選択肢は、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3つです。それぞれの特徴をご紹介します。

 

 

①ブリッジ

歯を失った箇所の両隣の歯を支台とし、連結された人工歯を被せる治療方法です。人工歯は固定されるため、ご自身での着脱はできません。固定される分安定性は増すため、天然歯に比べて噛む力は6割程度といわれています。

 

また手術は不要で、処置が比較的短時間で完了することも特徴です。人工歯の周囲や下部にはプラークが付着しやすいため、スーパーフロスや歯間ブラシを用いた丁寧なセルフケアを要します。人工歯の素材の選択によって、保険診療か自費診療か決まります。

 

 

②入れ歯

着脱可能な人工歯が入れ歯です。1本~数本を補う「部分入れ歯」と、全顎全ての歯を補う「総入れ歯」があります。簡単に着脱はできますが、その分インプラントやブリッジに比べると噛む力はやや劣ります。

 

入れ歯に関しても手術は不要で、比較的短期間に治療は完了します。また、入れ歯のデザインや素材によって、保険診療か自費診療か決まります。

 

 

③インプラント

顎の骨に直接人工歯根を埋め込み、その上に連結部品と人工歯を被せる治療方法です。審美性、耐久性、機能性すべてに優れていることから近年人気が高まっています。歯根が完全に固定されているため、噛む力は天然歯とほぼ同程度です。

 

ただし、インプラントの治療には外科処置が必要で、自費診療になるため費用はやや高額になります。

 

 

●まとめ

今回は、歯を失ったあとの治療の選択肢についてご紹介しました。3つの方法のうちどの治療方法が最も適しているかは、患者さまそれぞれのお口の中の状況により異なります。最善の方法を歯科医師とともに見つけていきましょう。

 

診療のご予約はお電話もしくはwebからお待ちしております✨

歯を失うと何が起こる?

2024年04月15日

こんにちは♬

 

前回のブログでは、歯を失う2大要因がむし歯と歯周病であることをお話ししました。とはいえ、20数本ある歯のうち何本かを失ってしまったとしてもさほど困らないのでは…?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回は、歯を失うことによって何が起こるのかについてご紹介します🦷

 

 

それぞれの歯がもつ役割

歯は親知らずを含めると32本ありますが、それぞれに異なる役割があります。例えば、前歯は食べ物を噛み切るために非常に重要や役割を果たしていて、奥歯は噛み合わせを安定させる、食べ物をすりつぶすなどの役割を担っています。

 

 

歯を失うと起こること

むし歯や歯周病によって歯を失った場合、次のようなことが起こる可能性があります。

 

 

①しっかり噛めなくなる

歯を失うことでこれまでのように噛めなくなります。特に奥歯を失った場合、しっかりと食べ物を噛み砕けずにそのまま飲み込んでしまうことになります。

 

 

②噛み合わせが変わる

歯が失われたスペースを埋めようと、隣り合う歯や噛み合っていた歯が動いてくることがあります。それにより、全体の噛み合わせにも変化が出てしまいます。

 

 

③他の歯に負担がかかり、歯の寿命を縮める

歯が失われた箇所の働きを補おうとして、他の歯に負担がかかってしまいます。それにより、本来であれば健康であったはずの歯の寿命を縮めてしまう可能性もあります。

 

 

④顎関節やその周囲に負担がかかる

③と同様の理由で、顎周囲の筋肉や顎の関節に負担がかかり、顎関節症の発症に繋がる可能性があります。

 

 

⑤見た目に影響する

特に前歯を失った場合、歯がないことで見た目にも影響が及びます。

 

 

⑥発音や滑舌に支障が出る

歯を失ってできた隙間から空気が抜け、発音や滑舌が不明瞭になることがあります。特に、サ行やタ行は影響を受けやすいと言われており、人とのコミュニケーションに自身が持てなくなってしまうことも少なくありません。

 

 

⑦胃や腸などの消化器官に負担がかかる

食べ物がしっかりと咀嚼されないまま胃や腸に送られると、消化をする際の負担が大きくなります。

 

 

⑧認知症のリスクが高くなる

噛むという行動は脳への刺激にもなっています。歯を失ってしっかり噛めなくなると、認知機能に影響が及び、認知症のリスクが高くなるといわれています。

 

 

まとめ

このように、歯を失うことによってお口の中だけでなく全身の健康にも影響が及びます。ご自身の歯を1本でも多く残すためには、むし歯や歯周病を予防することが大切です。毎日のセルフケアを丁寧に行うことに加え、定期的に歯科医院で検診を受けるようにしましょう。

 

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