歯を失う2大要因をご存じですか?
2024年04月1日
こんにちは♬
美味しく食事を楽しむには自分の歯があることが非常に大切ですが、加齢とともに歯を失ってしまう方も多くいらっしゃいます。とはいえ、何の理由もなく歯が抜けてしまうわけではありません。
今回は、歯を失う2大要因についてご紹介します🦷
歯を失う原因にはいくつか挙げられますが、最も多いのが歯周病、次いでむし歯です。
それぞれどのような病気なのか知り、予防に繋げましょう。
- 歯周病
歯を失う原因の約4割を占めるのが歯周病です。歯周病とは、細菌の繁殖により歯ぐきをはじめとする歯周組織に炎症が起こる病気で、歯を支えている骨(歯槽骨)にまでその炎症が及ぶと次第に歯が動揺し、抜け落ちてしまいます。
歯周病は年齢を重ねるごとに罹患者が増える傾向にあり、45歳以上の人では約半数以上が歯周病にかかっているといわれているほど罹患率の高い病気です。
また、歯周病の大きな特徴として、初期段階ではほとんど自覚症状がないことが挙げられます。いつの間にか症状が進行してしまうことから「サイレントキラー(静かある殺し屋)」と表現されることもあります。
- むし歯
歯の病気の中でも特に代表的といえるのが、むし歯です。むし歯は子どもが気をつけなければならないもの、というイメージがあるかもしれませんが、大人になってもそれは同様です。歯を失う原因の約3割がむし歯であることからも、生涯を通じてむし歯を予防する必要があります。
むし歯とは細菌が産出する酸により歯が溶ける病気です。初期のうちは歯の表面のエナメル質のみが溶けますが、進行すると象牙質や歯髄(歯の神経)にまで侵蝕が及びます。基本的には治療することで歯を残せますが、歯冠(歯ぐきの上の見えている部分)がほとんど崩壊して歯の根だけが残っている状態にまでむし歯が進行すると、治療をすることは難しく抜歯することになります。
- まとめ
これらのことから、ご自身の歯を1本でも多く残すためにはむし歯や歯周病を予防することが大切です。毎日のセルフケアを丁寧に行うことに加え、定期的に歯科医院で検診を受けるようにしましょう。
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